2026年2月16日(月)
2月15日(日)大阪国際会議場にて開催された 大阪口腔インプラント研究会 の第161回例会に参加してきました。
大阪口腔インプラント研究会は、長年にわたり臨床現場に即したインプラント治療を深く掘り下げてきた研究会で、毎回レベルの高い講演と活発な議論が行われています。
今回の例会は、2025年度の最終回という位置づけでもあり、これまでの臨床経験を総括し、次のステップへつなげるという意味でも非常に意義深い内容でした。
招待講演では
「インプラントオーバーデンチャー」
というテーマでの講演が行われました。
インプラントオーバーデンチャーは、
・フルインプラントだけが正解ではない症例
・高齢者や全身疾患を考慮すべきケース
・清掃性・メンテナンス性を重視した治療計画
など、現実の臨床で直面する“悩ましい症例”に対して非常に有効な選択肢となる治療です。
今回の講演では、単なる理論や理想論ではなく、
「どんな症例に適しているのか」
「どこに注意しないと失敗につながるのか」
「患者さんにどう説明すれば納得してもらえるのか」
といった、明日からの診療でそのまま使える視点が数多く提示されていました。
インプラント治療は“できるかどうか”ではなく、
「その患者さんにとって本当に良い選択かどうか」
を常に考える必要があることを、改めて実感しました。
後半の教育講演では、
「私が経験してきたインプラント治療 〜卒後から現在に至る〜」
というテーマでの講演が行われました。
インプラント治療は、
技術や材料の進歩とともに考え方も常にアップデートされます。
「以前は正解とされていたことが、今では最善ではない」
ということも決して珍しくありません。
だからこそ、
経験を積んだ先生方の“思考の変遷”を聞けること自体が、非常に価値のある学びだと感じました。
学び続けることの大切さ
日々の診療に追われていると、
どうしても「今やっている治療」に意識が集中しがちになります。
しかし、こうした研究会に参加することで、
・自分の治療を客観的に見直す
・他の選択肢を冷静に考える
・長期的な予後を改めて意識する
という、“立ち止まって考える時間”を持つことの重要性を再認識します。
インプラント治療は
「入れたら終わり」ではありません。
むしろ、そこから始まる長期管理・メンテナンスこそが本番です。
岡山筒井歯科クリニックとして
今回の例会で得た知識や考え方は、
今後の 岡山筒井歯科クリニック の診療にしっかりと還元していきたいと考えています。
・インプラントだけに固執しない治療提案
・患者さんの年齢、全身状態、生活背景を踏まえた計画
・長期的に「やってよかった」と思っていただける治療
これらを大切にしながら、
これからも学び続け、岡山の地でより質の高い医療を提供できるよう努めていきます。
さて明日からまた診療頑張ります。
医療法人 岡山筒井歯科クリニック
理事長 筒井淳斗




























